2008.2.17
8th HOT ROD RAZZLE DAZZLE


Chop Sticks Car Club主催のミーティング形式のイベント、"Hot Rod Razzle Dazzle"に行って参りました。開催場所がムーンアイズからすぐそばの一般有料駐車場なのでクルーズ感覚で気楽に参加できるのが◎。ちょうどこの日は代々木のモーニングクルーズと重なったため、ハシゴする事ができてアメリカさながらな一日を過ごす事ができました。対象車両の枠がアメリカ車は1969年まで、国産車は1979年までと、今回から広がったためボクも愛車の63ベルヴェディアで堂々と参加しました。



ポンティアックのフルサイズの中でもこの66年(ボンネビル/カタリナ)はGMらしい洗練されたデザインで個人的にもフェイバリット!如何にも当時のアメリカ車らしいくっきりとエッジの効いたプレスラインが素敵。ステンレス製のサイドトリムやフェンダースカート、そしてボディーのシュルエットを崩さないリアバンパーのデザイン&フィニッシュと、どれをとってもストックとは思えない見事なデザイン。低い車高にオーセンティックなタイヤ、ホイールのチョイスでストックの魅力が際立ったセンスを感じるカスタム。ボディーカラーもまた実にいい感じで、あれこれいじるよりも結局こ〜ゆ〜感じが一番Cool。

 

ファットフェンダーの面影が残るアーリー50sをベースにしたカスタムロッダーは不良っぽくて素敵!クリーンにフィニッシュしてマナー良く整列した姿は、まるで物腰の柔らかいマフィヤのボス的な危険なオーラを放ってます。そ〜ゆ〜意味でもボクには全く似合わない事は承知してますが、マーキュリーのレッドスレッドは中学生の時にストレイキャッツのPVで見て以来憧れの存在です。自分が乗ってる姿をあらためて想像してもヤッパ似合わないな〜。

 

アメリカのトレンドがタイムリーに落とし込まれたこちらの2台(左の写真)は、センス、クオリティー、コンセプトの全てにおいてバランスが取れた秀作!製作したのはカフェブームの火付け役とも言える有名店バワリーキッチンの山本(喜彦)さん。モダンな外観にマッチした本人による手造りのインテリアは見事の一言。センス、技術のどちらが欠けても成り立たないだけにプロでもなかなかこ〜はいかない!こんな風に本当にカッコいい物はジャンルやスタイルを超えてもっともっと評価されるべきですし、素直に真似するべき!ボク自身もそんな想いだけは一人前のつもりですが、パフォーマンスありきのHotRodで実行するのは更にハードルが高く、理想のタイヤサイズ&車高にするためにハードなファブリケーションが強いられるため足踏み状態。そこで、『この白い59年ブルックウッドでモダンなカスタムクルーザーにしたらさぞかし素敵!』と、またしても勝手に妄想ネタにしてしまいました。元々洗練されたデザインのモデルよりも、一癖あるデザインの方が完成した時のギャップとインパクトは大!そして、パッセンジャーカー同様のピラーを持つデザインや2ドアワゴンと言うスタイルも、ある意味現代の欧州車ともカブるのでプラスに作用するハズ!!既に、車高っぷりはパーフェクトなのでホイールとペイントのアレンジだけで一気にそれらしくなる。でも、残念ながら人様のクルマなんですよネ〜・・・・。

 

デュースこと32年型モデルBはストリートロッドの王道として世界中で最も多い存在。微妙なディテールで極める“わびさび”の境地ゆえ、どれだけ集まっても同じ物になる事はまず無い。“わびさび”こそ本来日本人特有の感性なだけにストリートロッドはもっと日本で人気となっていいはずなのに残念ながら後進国。日本ではクルマ趣味に芸術性、品格、清さがで発揮される事は全くと言っていいほど無く、それどころかデコトラ、バニングといった真逆のスタイルでカルチャーになってしまったのは何故でしょう?

 

ファットフェンダーきってのハンサムといえば37年型Ford!ストックのままでここまでパーフェクトにデザインされているモデルも珍しく、それだけにプロポーションを変更する様なアレンジは御法度です。特徴的なティアドロップ型のヘッドライトを持つ38年型と比べてもこの37年型の方がグリル、フェンダー等のディテールが統一感のあるデザインとなっています。そして、この2ドアセダンこそ数あるボディーバリエーションの中でもファットフェンダーらしくて◎!更に枝分かれしてセダンの中にもスッキリとしたスラントバック(白)とトランクが突出たハンプバック(ワイン)の2種類あります。デザイン的にはスラントバックの方が奇麗ですが個人的にはセムシ君(ハンプバック)こそ三次曲線を駆使した37年型特有のデザインにマッチしていると思えて好き。突き出されたトランクは戦前のコーチビルトカーで多く見れたデザインでもあり、何となく品格を感じるのです。それにしても2台とも見事にきまってます!

 

当日3台いた37の中でスタイル的に刺さったのがこちら。色や状態など、以前自分が乗っていた37に非常に似ていて共感したと言う事もありますが、ホイールのチョイスがベリーナイスです!お約束の5スポークでインチアップされたデザインは山ほどリリースされておりますが、このETのスポークはボリュームのあるのにスッキリとしたシェイプでリムに段差が残されているのがポイント!あの時トラックにオフセット衝突しなければボクも4台目の37として横に並んでいた事でしょう。ボクのはセムシ君だったので37セダンの2ペアができたんですが・・・・トホホ。

 

唯一誇れるエンジンルームを自慢するべくフードを開けて停車。実際このクルマ、乗ってるボクですらストックのままだったら全く魅力を感じませんのでHotRodである事が重要。こ〜して見てもやっぱりまだまだ車高が高い! カチ上げ60sスタイルがお約束なモデルこそ車高を落とすとそれはそれでヤバ〜イ感じでカッチョ良い。特にヒールなMoparこそ絶対にキマルはずなんですが、これがなかなか一筋縄では行かないんですよね〜。あと1インチは落としたいところですが、タイヤを奇麗に納めるためにもそれなりのハードワークが必要でして・・・・。それはそ〜と、赤い64シェヴェルのワゴンはレアな2ドア!4ドアに比べて2ドアと言う事でマッスル指数が高いところに持って来て、ラリーホイールを装着した事で更に雰囲気UP!フードが閉まっていたのでわかりませんでしたが、エンジンはビックブロックにスワップしているそうです!イベント後にオーナーさんからIGNITEに問い合せがあり、発覚したのですが、せっかくですからフードを開けてアピールしましょう!

 

寒い中バイクで遊びに来てる人達もおりました。最近ではロッド&カスタム系のイベントでもバイクもエントリーできる様になったためハイクオリティーの個体が急増しておりますが、バイクは特に人と一体感が有る普段から乗られている様なこ〜ゆ〜感じの方が素敵です。70sストリートレーサー丸出しのムーンアイズのNova。個人的にもNovaと言ったら俄然この68年以降です!トンネルラムのマシンをフード無しで乗って来るとは格好良すぎ!マッスルカーの価格が高騰している中でこのジェネレーションはギリギリ射程距離内なので乗るなら今です!アメリカでは超メジャーなモデルですが日本ではマイナーなのでへそ曲りの人にはアリです。

 

ヴィンテージアメリカンに乗っているせいもあって、小さいクルマがたまらなく欲しい!軽自動車が小さいからって現代のモデルは可愛げの無い大きさとなってしまいせっかくデザインが良くても×。そ〜ゆ〜意味では360cc時代のモデルは今見るとビックリするほど小さくて素敵です。で、会場で最もコンパクトだったスバル360も実際に見ると欲しくなっちゃいます。ストックのままだし、イベントのイメージからはほど遠いモデルですがオーナーはこのクルマを毎日の通勤にフル可動させているハードコア。かと言って国産旧車マニアと言うわけでは無く、このスバル以外にウィリスのピックアップと初代バラクーダを所有するリアルロッダーなんです。そしてリアルに今最も欲しいのがミニトラックなんですが、このDatsun320はサニトラ程度の大きさで最高に魅力的。デザインもシンプルで左ハンドルと言う事もあって日本車離れした印象で◎。なんと言ってもプロポーションを崩さないワンピースボディーの“N”320って〜のがポイント。

 

こちらは対象外のモデルなので遠慮する様に隅っこに停まってましたが個人的には結構好きです!モデル名は知りませんがコンパクトなスポークーペをベースにしたワゴンスタイルのハッチバックの先駆けとも言えるいすゞ車。フロント部分だけが違うGEOストーム(輸出仕様はPA Nero)は本気で欲しいぐらい好きです。確実に不人気車で誰も気にしてないと思いますが、現在のアルファロメオはこの辺をパクってんじゃないかと思うぐらい似てませんか?時代がやっと付いて来たって感じでこれも今だからこそアリでしょ〜!!91年ぐらいの『イルムシャー』パッケージの黒バージョンならストックのままでもカッチョ良いので有ったら本当に欲しいです。日本ではYANASEに置いてあったのしか見た事無いし、アメリカでもクーペならまだ見かけるけどハッチバックは流石に難しいかも・・・。しばらく忘れていたけどこれを見た事でまた欲しくなってしまいました。

 

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(Hideki Ishibashi)